里山の出版社、呉PASS(クレパス)出版です。
広島県呉市の山の中に在ります。
「移民法」の成立はグローバリズム、新自由主義、国際金融による我が国体への浸食が、いよいよ、直接的に始まったことを予感させます。
去年は明治150周年。黒船来航、白人帝国主義の圧力に抗した先人に、思いを馳せます。
そこで、「会沢正志斎でも読むか」と思いきや、なんと、現在全く出版されていないんですね。会沢正志斎「新論」は明治の志士達に計り知れない影響を与えた書物です。国体を説き、尊王攘夷の思想的支柱でした。
弊社は「国体の本義」「帝国憲法義解」など、あって当然の書物が埋もれてしまっている状況を打破する為に始まりました。
ここは、一肌脱ぐしかない。出しましょう、会沢正志斎を。売れないだろうな…(;´д`)トホホ…
原本は漢文なんですが、調べると、文部省の依頼で宇野哲人が訓み下したものが、戦前に出版されて居ました。原文より遥かに読みやすい。
みなさん、今こそ、会沢正志斎「新論」を。
復刊ご期待ください。
編集部
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近刊情報
「大東亜の建設」大東亜戦争調査会編 第五巻 2019年2月1日発売 シリーズ完結
A.V.ダイシー 「憲法研究序説」2019年1月31日発売
アドルフ・ヒトラー「我が闘争 下巻」東亜研究所訳版 2018年11月30日発売
アドルフ・ヒトラー「我が闘争 上巻」東亜研究所訳版 2018年10月3日発売
美濃部達吉「憲法撮要」発売 2018年8月10日
忘れ去られた書物に命を吹き込む。
昭和20年8月15日を境に、我々日本人は文化的断絶を余儀なくされました。
イギリス人は、子供であっても500年前のシェークスピアの作品を、原文で読むことができます。
ドイツ人は、200年前のゲーテの作品を原文のまま読むことができます。
翻って日本人はどうでしょう?
たかだか70年前の書物を、大人であっても読めない日本人はたくさんいます。
これでは、日本人は歴史の紐帯から引き離され、根なし草的、アトム的人間になってしまいます。
その解消のため、呉PASS出版では、旧漢字、旧仮名遣いの書物も復刊し、世に残す事業を行っています。
大手出版社が「売ること」を第一義に置くのはやむを得ないことです。そのため、売れない良書は市場から駆逐されてしまいます。
我々呉PASS出版は、小ささを生かし、一部の方々に向け、良書を二十一世紀に残していきたいと考えています。
我々は小ささゆえに全国の書店流通の口座を持っていません。そのため一冊の価格が大手並みに下げることができません。ゆくゆくは書店流通を目指しますが、その間ご愛顧いただくお客様には大変心苦しいところであります。
ご購入は、Amazon、Yahoo、HP等ネット販売、もしくは電話等による直接注文となります。大変ご不便をおかけいたします。
できましたら、応援のためと、ご理解いただければ幸いです。
地方で出版社を営むのは楽ではありません。例えば、本を作る場合、まず著作権者に会うのが一番ですが、メールか手紙になってしまいます。
しかし、敢えて地方にこだわりたいのです。
新自由的資本主義、寡占独占的経済社会、グローバリズムは非人間的、非歴史的、非伝統的経済体制です。
これらに抗って生きるには、儲かるか儲からないかではなく、楽しいか楽しくないかを基準に生きて行くしかないのです。
生まれ育った地で、多くを望まず、親を送り、子を育てる、金に余裕はなくても時間と友人はある、そのような意味でのローカリズムに徹し、何か楽しそうな出版社を目指しています。
わが社には竹で作った国旗掲揚台があります。